令和7(2025)年度第2回常任理事会議事録 | |
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日 時 | 令和7(2025)年7月12日(土)15:30~17:05 |
会 場 | Zoomによるオンライン会議 |
出席者 | 24名 |
欠席者 | 5名 |
議 案 | ||||||||||||||||
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Ⅰ 第1回常任理事会・理事会・総会議事録確認 第1回常任理事会および大会時の理事会・総会の議事録について、すでにHPに掲載されているが、さらに訂正の必要がある場合は連絡をするよう確認された。 Ⅱ 報告・承認事項 1 大会 2025年5月17~19日、駒澤大学にて開催され、盛会のうちに終了した。2026年度大会については、議事において取り上げることとする。また2027年度大会は、高岡市万葉歴史館での開催を検討中。藤原茂樹館長からは既に内諾済であることが報告された。 2 例会 7月例会(7月12日実施)について、オンラインで約50名の参加があり、無事終了したことが報告された。 3 編集 135号について8本投稿があり、現在査読中である。7月最終週:編集会議、8月初旬:結果・コメント送付、9月初旬:入稿予定である由、報告がなされた。 4 学会賞 特になし。対象に値する成果があれば、推薦〆切時期問わず、積極的に推薦してほしい。 5 渉外 日本文学関連学会連絡協議会が7月31日にオンラインにて開催(今回は上代文学会が幹事学会)、出席予定である。 6 秋季大会(シンポジウム) 11月15日(土)14時~、於:日本大学法学部、ハイブリッドにて開催。8月4日にパネリストとの打ち合わせを予定している。 7 秋季大会(研究発表会) 発表者・司会者の決定について、議事において取り上げることとなった。 8 ホームページ・電子化 通常通り、随時更新を行っている。 9 将来問題 詳細は議事において取り上げることとなった。 10 事務局 国文学研究資料館との提携について、渡部泰明館長と連絡をとり、回答を待っている状況である。また7月例会案内発送とともに個人会員宛会費請求を行い、順調に会費納入がなされているところである。 11 その他 特になし。 Ⅲ 議事 1 会員外の参加について(大会・シンポジウム・例会担当) 対面については、いずれも会員外の参加を認める方針とする。 オンラインについては、基本的に参加を認めるが、質問・発言について、またポスター・HPへの掲示等については、それぞれ以下のような方針とする(別表・参照)。また会員/非会員の差別化をどう図るかも課題である。 これらの方針に基づき、まずは実施してみるということで、承認された。
2 令和7年度秋季大会(シンポジウム・研究発表) [シンポジウム] 特になし。 [研究発表] 1)発表者について 研究発表について5名の応募があった。要旨を例会(研究発表)担当において検討の結果、1名を不採用とすることが提案され、承認された。発表が決定され た4名には、要旨について修正・加筆を依頼する。 2)司会者について 1)で決定した発表者について、司会者を検討、決定した。司会者未定の発表者については、例会担当で検討し、司会候補者に依頼・調整の上、メールにて報告・審議することとする。 3 令和8(2026)年度大会 2026年5月23~25日、熊本県立大学にて開催予定。12月8日発表申し込み〆切。常任理事各位の発表、また指導院生等への積極的な発表呼びかけをお願いしたい。 講演者は、学会員枠として鉄野昌弘氏に依頼、内諾を得ている。大会校枠については、大会校である岩田理事が交渉中である。さらに岩田理事より、大会時使用教室について予約済みであることが報告され、以上について承認された。 4 学会によるZoomアカウントの取得について 従来、例会担当の所属大学アカウントを利用していたが、契約上の問題などがあり、またZoom契約を打ち切る大学も増加している。これらを鑑み、来年度以降の例会(7月、1月の2回)開催について、月決めでZoomを契約することについて提案がなされた。 ※参考:Zoomビジネス(1回300人参加可能。一ヶ月契約3,299円) ・この問題は、例会のみならず、大会・シンポジウム・理事会等の開催を鑑み、学会全体として考える必要がある。 ・学会としてアカウントを取得し、大会・シンポジウム・理事会・各種会議などの開催時も利用できるようにするとよいのでは。 ・全国大学国語国文学会では、年間契約の学会アカウントを用いて大会を開催した。学会として契約した方が、やはり利便性がある。 ・月契約/年契約、支払いの煩わしさ等も考慮すべき。 ・今後、国際化や若手の学会参加という観点からも、オンライン開催は必須である。 上記意見をふまえ、契約条件などを精査し、学会として契約を行う方向で進めていくということで承認された。 5 若手の会(仮称)の企画(将来問題・企画委員) 企画委員を中心に具体的な内容を検討中である。 〈企画案〉 若手の会企画「どうして/どうやって研究の道に進んだか(仮)」 ※若手研究者がどのような過程を経て今に至るかを、学部生・院生向けに簡単に話をする。その中で、学会はどのような意味があったかを語る。 日時:2025年11月16日(日) ※秋季大会研究発表と同日の開催 ※研究発表の前に、1 時間から2時間で行うことを想定。 会場:日本大学文理学部(対面開催のみ) プログラム: 1.トークセッション 司会_長谷川豊輝事務局理事 ①茂野智大理事:『萬葉集』研究者を志したきっかけ等 ②甲斐温子理事:早稲田の大学院へ進学を決めたきっかけ、今の研究に至る話等 ③鈴木雅裕理事:中高の国語科教員を目指しつつ、今に至った経緯など ※各登壇者の内容は、現状での予定。 2.交流会 3.学会(秋季大会研究発表)参加 〈広報について〉 ポスター・HPにも掲載する予定だが、各常任理事にも指導の学生・院生などに積極的に宣伝してほしい。 〈参加方法、オンライン開催/配信について〉 ・計画では対面開催のみ、とあるが、関西方面の学生・院生には経費上の問題から対面参加は難しい。オンライン開催は可能か? ・交流会については対面が望ましい。ただしトークセッションはオンライン、あるいは録画して後日配信するなどの方策が考えられる。 ・トークセッションの録画、HPでの配信(=不特定多数、全世界への配信)となると、話す内容が限定される。対面だからこそ出来る話、という観点も考慮する必要がある。 ・録画する場合でも、編集が必要。一般公開する場合には、慎重に検討すべき。 ・今回の会は、コロナ禍で特に希薄となった同年代の院生と知り合う/交流するということが、最大の目的である。その意味で、やはり対面を重視すべき。 ・トークセッションは、後日『上代文学』に紙面掲載(大会記のような形)するとよいのでは?→紙面掲載だと、会員外である学生の目に触れにくい。可能ならば、HPに開催報告のような形で掲載することも検討してはどうか。 ・午前中から開催~研究発表会(午後)への参加となると、長丁場になる。交流会時に軽食など用意してもよいのでは。 上記意見をふまえ、引き続き検討していくことが確認、承認された。 6 金沢文庫本万葉集講習会 金沢文庫本万葉集や、万葉集の伝本全般について、若手研究者・院生に対する講習会を来年8月、慶應義塾大学を会場とし、田中大士、新沢典子、乾善彦各氏を講師として、学会行事として開催することが提案され、承認された。 非会員の参加も認め、今後、学会SNSなどを立ち上げ、若手に向けて積極的にアピールを行う。また同講習会資料代などを、来年度予算計画の際、念頭にいれた方がよいという意見が出された。 7 その他 特になし。 Ⅳ その他 特になし。 以上 |