上代文学会出版物案内

上代文学会編万葉夏季大学 | 上代文学会研究叢書 | 上代文学会夏季セミナー等


上代文学会編万葉夏季大学


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 『万葉集―人間・歴史・風土―』(第1集)

万葉集の歴史的背景
五味 智英
万葉歌人と風土
石井 庄司
額田王と近江朝廷
櫻井  満
山上憶良と天平時代
市村  宏
黒人と持統朝
賀古  明
旅人文学の帰結
伊藤  博
柿本人麻呂と壬申の乱
大久間喜一郎
山部赤人と吉野
森脇 一夫
高橋虫麻呂と東国
鴻巣 隼雄
家持の“あはれ”
川口 常孝
笠間選書3,B6判242頁
笠間書院,1973年7月30日発行,品切

 『万葉集の時代と文化』(第2集)

額田王と志賀のみやこ
青木 生子
天武天皇歌とその周辺
森  淳司
人麻呂時代と白鳳文化
渡瀬 昌忠
赤人と天平の美
尾崎 暢殃
旅人と遠の朝廷
川上 富吉
憶良と奈良朝仏教
竹内金治郎
家持と天平のみやび
小野  寛
東歌防人歌と東国文化
櫻井  満
笠間選書16,B6判192頁
笠間書院,1974年10月30日発行,品切

 『古代史を彩る万葉の人々』(第3集)

大化改新の周辺
大久間喜一郎
有間皇子の悲劇
露木 悟義
壬申の乱前後
市村  宏
持統政権と大津皇子
森脇 一夫
長屋王の変
阿蘇 瑞枝
藤原広嗣の乱
川口 常孝
橘奈良麻呂の変
中川 幸廣
遣唐使
中西  進
遷都をめぐって
櫻井  満
笠間選書41,B6判226頁
笠間書院,1975年6月30日発行,品切

 『万葉の女人像』(第4集)

虫麻呂と伝説の女
青木 生子
大伴旅人と仙女
鴻巣 隼雄
家持における女たち
橋本 達雄
無名の女たち
水島 義治
茅上娘子―中臣宅守との贈答歌の構成を中心に
森  淳司
笠女郎―その虚像と実像
小野  寛
大伴坂上郎女(序説)―大宰府の家へ
渡瀬 昌忠
笠間選書56,B6判224頁
笠間書院,1976年5月31日発行,品切

 『万葉人の生活と文化』(第5集)

万葉人の住居
川口 常孝
万葉人の食生活とその歌
市村  宏
万葉人の服飾
阿蘇 瑞枝
社寺
中川 幸廣
万葉の歌と音楽
大久間喜一郎
万葉の歌と美術
藤田 寛海
宮廷伶人の系譜―万葉の歌と饗宴
櫻井  満
万葉の交通
加藤 静雄
万葉の都と鄙
中西  進
笠間選書79,B6判240頁
笠間書院,1977年7月31日発行,品切

 『万葉地理の世界』(第6集)

万葉集の自然と風土
大久保 正
万葉時代の都城・国衙・郡家
川上 富吉
万葉時代の道と市
渡瀬 昌忠
万葉人の地理意識―“峠”の山をめぐって
犬養  孝
畿内の万葉
森  淳司
筑紫歌壇
大久保廣行
東海の万葉
菅野 雅雄
越中万葉
針原 孝之
東国万葉
竹内金治郎
笠間選書106,B6判184頁
笠間書院,1978年7月31日発行,品切

 『万葉歌人の原点を探る』(第7集)

柿本人麻呂の出自
石井 庄司
旅にしてもの恋しきに―高市連黒人の発想源、その従駕を通して―
高橋 六二
山部赤人と古代性
戸谷 高明
大伴旅人と虚構
遠藤  宏
山上憶良と人間性―マジメ人間憶良―
市村  宏
虫麻呂の孤愁―伝説歌を中心として―
松原 博一
大伴坂上郎女と“恋ひ”―母と子と―
服部喜美子
大伴家持と伴造
尾崎 暢殃
民衆歌人と別離―防人歌を中心に―
露木 悟義
笠間選書121,B6判240頁
笠間書院,1979年6月29日発行,品切

 『万葉集―その社会と制度』(第8集)

万葉集と官僚
大久間喜一郎
万葉集と天皇
櫻井  満
万葉集と女官
阿蘇 瑞枝
万葉集と婚姻―巻十一、十二を中心に―
奈良橋善司
万葉集と宗教―行路死人歌をめぐって―
渡瀬 昌忠
万葉集と斎宮
加藤 静雄
万葉集と税制
小野  寛
万葉集と葬制
橋本 達雄
万葉集と律令
中西  進
万葉集と軍制
水島 義治
笠間選書131,B6判212頁
笠間書院,1980年6月30日発行,品切

 『万葉の争点』(第9集)

額田王
菅野 雅雄
中皇命序説
曽倉  岑
持統天皇の吉野行幸―藤原不比等の対応―
金井 清一
山柿論
中川 幸廣
人麿の自傷歌群
高野 正美
人麻呂と人麻呂歌集
稲岡 耕二
憶良帰化人説
川上 富吉
巻五の筆録者
森  淳司
万葉以後の家持
針原 孝之
笠間選書139,B6判242頁
笠間書院,1982年10月30日発行,1,300円

 『万葉集―抒情の流れ』(第10集)

額田王から人麻呂へ
橋本 達雄
人麿から憶良へ
森  朝男
黒人から赤人へ
高橋 六二
憶良から虫麻呂へ―抒情の方法について―
井村 哲夫
憶良から家持へ
大久保廣行
旅人から家持へ
露木 悟義
坂上郎女から家持へ
服部喜美子
後撰和歌集以後
柴生田 稔
笠間選書145,B6判208頁
笠間書院,1983年9月30日発行,1,300円

 『万葉の歌びと』(第11集)

額田王
戸谷 高明
柿本人麻呂―長歌と持統朝―
神野志隆光
山部赤人
尾崎 暢殃
大伴旅人の足跡をたどる―帥老之宅・芦城駅家・鞆・敏馬など―
平山 城児
憶良―「世間」苦の文学における「子等」―
村山  出
大伴坂上郎女・覚え書―天平の巫女について―
松原 博一
大伴家持―その類歌を考える―
小野  寛
東国歌の人々
竹内金治郎
四六判174頁
笠間書院,1984年11月30日発行,1,800円

 『万葉集の周辺』(第12集)

奈良仏教
奈良 弘元
万葉集の周辺
荻原 浅男
組歌における片歌の機能
尾畑喜一郎
宮都―人麻呂歌集略体歌の背景―
渡瀬 昌忠
遣唐使
田村 謙治
上代の詩文―「漢語」表現を中心として―
小島 憲之
行旅―染色
伊原  昭
ことば
林   勉
上代の漢字文献
築島  裕
四六判240頁
笠間書院,1985年4月30日発行,2,500円

 『人麿を考える』(第13集)

人麻呂の詩心―水の詩人として―
青木 生子
人麻呂の漢詩文―「大君は神にし座せば」をめぐって―
辰巳 正明
人麿の歌と異伝
高野 正美
人麿と挽歌
阿蘇 瑞枝
人麿と風土―羇旅歌八首の地名表現を通して―
橋本 達雄
人麿と相聞―石見相聞歌の序歌をめぐって―
森  朝男
平安以降の人麻呂
大久間喜一郎
四六版182頁
笠間書院,1986年6月30日発行,1,800円

 『家持を考える』(第14集)

家持の生涯とその時代
針原 孝之
伝統とその継承
菅野 雅雄
家持の相聞―歌の偏在をめぐって―
曽倉  岑
〈宴〉の主題と歌
近藤 信義
仏教享受
川上 富吉
防人との出会―防人の心情を陳べる長歌三作―
小野  寛
歌集の編纂
村瀬 憲夫
詩の到達点―即物主義的文学観の廃棄と“虚構歌”の論存疑―
川口 常孝
四六判226頁
笠間書院,1988年8月30日発行,2,200円

 『万葉の東国』(第15集)

東国とは何か
黛  弘道
伝説と東国―「真間のてこな」を例として―
高橋 六二
旅と東国
大久保廣行
鹿島の神と筑波の神の?歌
三谷 栄一
東歌の恋
遠藤  宏
東歌と歌謡―うたうということ―
中川 幸廣
東歌のことば
水島 義治
東歌の習俗―筑波山の歌垣をめぐって―
櫻井  満
四六判236頁
笠間書院,1990年5月15日発行,2,300円

 『万葉と歌謡』(第16集)

歌謡から万葉歌へ
大久間喜一郎
歌謡の様式
古橋 信孝
謡とその流れ―対句の対応における流下型と波紋型―
渡瀬 昌忠
人麿と歌謡
森  朝男
短歌謡とその流れ
加藤 静雄
旋頭歌の成立と展開
高野 正美
誦詠歌について―歌の伝達の問題―
平山 城児
叙事詩の系譜
戸谷 高明
四六判190頁
笠間書院,1991年5月15日発行,1,900円

 『憶良 人と作品』(第17集)

憶良と類聚歌林
比護 隆界
憶良の言葉
林   勉
沈痾と自哀―憶良と漢詩文―
辰巳 正明
憶良と旅人―老・病・死の意識と文学的創造―
大久保廣行
山上憶良と子等
森  淳司
憶良と仏教―仏典を突き抜けていること―
小野  寛
国司憶良
稲岡 耕二
憶良と死
橋本 達雄
四六判236頁
笠間書院,1994年7月20日発行,2,718円

 『万葉の歌と環境』(第18集)〈完結〉

持統天皇と吉野世界―国見歌を中心として―
尾畑喜一郎
東国―『常陸国風土記・香澄の里』を視野にいれて―
近藤 信義
越国
針原 孝之
筑紫の歌
阿蘇 瑞枝
境界―〈坂〉をめぐって―
三浦 佑之
庭園
金井 清一
海浜
粂川 光樹
旅路
川上 富吉
太宰府の文学
平山 城児
四六判
笠間書院,1996年5月20日,2,718円


上代文学会研究叢書


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 『古事記の現在』(神野志隆光 編)

講演〈日本最古の文字〉
平川  南
よみを探して、ことばを求めて
奥村 悦三
訓詁から見た古事記
内田 賢徳
『古事記』の文体―散文部と歌謡部―
山口 佳紀
対論『古事記』の本質をどうとらえるか
神野志隆光
―神話・祭祀・律令国家―
水林  彪
(司会)米谷 匡史
補論 古事記における祭祀をめぐって―対論を終えて
米谷 匡史
古事記構想論
毛利 正守
日向三代におけるヒコホホデミ―ワタツミの宮訪問条の主題と構想―
梅田  徹
「倭訓」の創出―講書の現場から
福田 武史
『日本書紀』から「日本紀」へ
中村 啓信
真福寺本古事記の背景―真福寺聖教体系中の神道文献から
阿倍 泰郎
三大考論争―神話的世界像の終焉と『古事記』のあらたな始まり
金澤 英之
A5判
笠間書院,1999年10月30日発行,6,800円

 『懐風藻 漢字文化圏の中の日本古代漢詩』(辰巳正明 編)

懐風藻―東アジア漢字文化圏の漢詩
辰巳 正明
君臣和楽と同志交遊と―『懐風藻』宴集詩考
井実 充史
懐風藻の侍宴応詔詩と中国文学
高  潤生
清風、阮嘯に入る―『懐風藻』の詩宴における阮籍の位置
増尾伸一郎
懐風藻にみる「風景」の成立―東アジアの中の古代文学
呉  哲男
懐風藻と万葉集との交流
太田 善之
東アジアの漢詩と僧侶―『懐風藻』僧伝研究序説
山口 敦史
懐風藻と中国の詩律学
黄  少光
懐風藻と中国詩学―『懐風藻』序文の意味するところ
波戸岡 旭
懐風藻の諸写本
沖  光正
『懐風藻』文献目録
A5判
笠間書院,2000年11月20日発行,6,600円

 『書くことの文学』(西條勉 編)

文字の衝撃
呉  哲男
文章史から見た法隆寺幡銘と薬師像光背銘
―七世紀金石文の作成年代に関して
小谷 博泰
律令官人が歌を書く
犬飼  隆
漢字の「数」の渡来と運用―東アジア比較言語学から
藤井 茂利
定型と文字の間
西條  勉
文字と歌―書くことの文学
丸山 隆司
『萬葉集』の表記―返読文字・助字
佐佐木 隆
古事記の漢語助辞―「還」の副詞用法を中心に
瀬間 正之
人麻呂歌集略体歌の表記の特性
沖森 卓也
人麻呂歌集略体表記の離陸―和語の語序に即して書くこと
矢嶋  泉
人麻呂歌集と季節表現―「春立つ」をめぐって
岩下 武彦
古事記は人麻呂歌集に後れたか―古代日本語表記史の問題
工藤 力男
文献目録
北川 和秀
A5判
笠間書院,2001年6月6日発行,7,000円

 『万葉への文学史 万葉からの文学史』(多田一臣 編)

古代和歌における声と文字
真下  厚
序歌の変遷―万葉から古今へ
菊池 威雄
景と心―音による転位の有無をめぐって
佐藤 和喜
美的自然の形成
森  朝男
「霞」の表現史
高野 正美
〈人知れず〉とその周辺―万葉から古今へ
鈴木 宏子
夢歌の位相―小野小町以前・以後
久富原 玲
宴の歌学―長忌寸意吉麿歌からの和歌史
猪股ときわ
催馬楽「陰の名」考―歌謡表現と宴の論理を考える
新谷 正雄
桓武天皇の宴歌―「遊猟」の宴歌
近藤 信義
叙事歌としての記紀歌謡―記紀共通歌における詠者の相違について
居駒 永幸
歌物語の成立―『万葉集』巻十六から平安朝和文学へ
古橋 信孝
古今的表現の特質―時間と物語と
多田 一臣
A5判
笠間書院,2001年10月31日発行,6,800円

 『古事記受容史 引用文の世界』(青木周平 編)

総論「古事記逸文稿」について
小野田光雄
『古事記』の引用―『万葉集』の場合
梶川 信行
先代旧事本紀の「神話」―古事記神話の引用
松本 直樹
『先代舊事本紀』人代記事・「國造本紀」本文の構成
工藤  浩
「日本書紀私記」における『古事記』逸文
斎藤 静隆
『新撰亀相記』の成立と構想
工藤  浩
『尾張國熱田太神宮縁起』の性格と古事記の引用
青木 周平
『袖中抄』に引用された『古事記』
吉海 直人
『萬葉集註釋』
多田  元
古事記上巻抄
谷口 雅博
釈日本紀所引古事記の問題点
鈴木 啓之
伊勢神道書と古事記
岡田 荘司
律令注釈書・政書類における『古事記』引用についての一考察
嵐  義人
資料編1
1 『先代旧事本紀』と『古事記』上巻・中巻諸本との比較
松本 直樹
工藤  浩
2 新撰亀相記と古事記・日本書紀との比較
工藤  浩
3 『釈日本紀』所引『古事記』一覧
鈴木 啓之
資料編2
1 『琴歌譜』
2 『元元集』
3 『皇字沙汰文』
4 『神道五部書』
5 『題未詳書』(断簡)
6 『伊勢諸別宮』
7 『本朝月令』
8 『政事要略』
9 『年中行事秘抄』
10 『師光年中行事』
11 『大倭神社註進状』
12 『弘仁私記序』
13 『兼方本日本書紀』(裏書)
14 『丹鶴叢書本日本書紀』
15 『長寛勘文』
16 『類聚神祇本源』
17 『聖徳太子平氏伝雑勘文』
18 『上宮太子拾遺記』
A5判
笠間書院,2003年5月31日発行,8,500円

 『初期万葉論』(梶川信行 編)

初期万葉論の未来へ
梶川 信行
《初期万葉》の「雑歌」
梶川 信行
初期萬葉の資料についてー額田王関係歌稿ー
廣岡 義隆
書記テクストとしての磐姫皇后歌群ー
廣川 晶輝
巻四・巻頭歌「難波天皇」をめぐってー八世紀における孝徳天皇像ー
八木 京子
斉明四年十月紀伊国行幸と和歌ー初期万葉の諸問題ー
影山 尚之
初期万葉の「反歌」ー反歌成立に関する一詩論ー
大浦 誠士
記紀歌謡から初期万葉歌への変遷に見る外来思想ー「国見歌」と「望祀詩」の比較を中心にー
孫  久富
額田王の「思近江天皇作歌」と宮怨詩
劉  雨珍
軍王山を見て作る歌
平舘 英子
「天皇の崩ります時に、大后の作らす歌一首」について
村田右富実
「初期万葉」の誕生ー研究史とその影響についてー
野口 恵子
A5判
笠間書院,2007年5月31日発行,8,000円(税別)

 『風土記の表現 記録から文学へ』(神田典城 編)

総論
神田 典城
Ⅰ文献
風土記本文の復元について
廣岡 義隆
常陸国風土記』再発見前夜―藩撰地誌『古今類聚常陸国誌』―
兼岡 理恵
三條西家本播磨国風土記の字体をいかに理解するか―木簡や正倉院文書との比較から―
大館 真晴
中世から近世にかけての風土記受容史の一斑
青木 周平
コラム
常陸国風土記に白壁郡を立つべきこと―葦穂山越えの道―
中村 啓信
Ⅱ文体・文字
文体・文字総論
瀬間 正之
『常陸国風土記』の文体―「存」を中心にして―
橋本 雅之
『播磨国風土記』の表記―文体との関わり―
奥田 俊博
『出雲国風土記』地名起源記事の文体―〈秋鹿郡〉を中心に―
谷口 雅博
西海道乙類風土記の字音仮名について
北川 和秀
肥前国風土記の文章―進取の気性―
中川ゆかり
Ⅲ説話
巫女の死―風土記説話の水準―
西條勉
「新治の国小筑波の岳」に込められた意味―『常陸国風土記』香澄里・新治洲条―
兼岡 理恵
霊剣の主張―播磨国風土記・旧聞異事の生成―
飯泉 健司
『出雲国風土記』の説話表現―感情の描出をめぐって―
荻原 千鶴
大足彦天皇」の姿―『肥前国風土記』神埼郡琴木岡条の記事から―
大鋸 聡幸
蘇民将来伝承考―『備後国風土記』逸文の形成―
増尾伸一郎
Ⅳ資料
「風土記」研究史年表
谷口 雅博
「風土記」地名起源一覧
稲石 陽平
「風土記」地理比定一覧
大鋸 聡幸
「風土記」類話・類型一覧
加藤  清
「風土記」字音仮名索引
北川 和秀
執筆者一覧
本書事項索引
A5版・580頁
笠間書院,2009年7月発行,13,000円(税別)


上代文学会夏季セミナー等


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 『萬葉写本学入門 : 上代文学研究法セミナー』(小川靖彦 編)

萬葉写本学への招待
小川 靖彦
『校本萬葉集』の理念と方法
小川 靖彦
万葉集仙覚校訂本のはじまり
田中 大士
万葉集享受の歴史
城﨑 陽子
写本を実際に見てみよう
新谷 秀夫
『万葉集』研究における「写本学」とは何か
景井 詳雅
『萬葉集』伝本と本文の問題
池原 陽斉
本文批評における仮名万葉の価値
新沢 典子
中世名所歌集所収万葉歌の価値
樋口百合子
禁裏御本書入本の系統関係再考
大石真由香
知っておくべき基本研究文献・伝本・基礎資料
A5判109頁
笠間書院,2016年5月発行,1,300円

 『「上代のことばと文字」入門 : 上代文学研究法セミナー』(瀬間正之 編)

上代文学と国語学―地名「高羅」をどう訓むか
瀬間 正之
上代の字体入門
笹原 宏之
原本系『玉篇』の意義と検索方法
瀬間 正之
六朝口語(唐代口語)をどのように調べるか
瀬間 正之
国語学の知識と方法をどのように生かすか―上代文学研究における課題を探る
上野美穂子
『続日本紀』宣命の語彙をめぐる諸問題
根来 麻子
被覆形・露出形の様相
蜂矢 真弓
表現から見る『日本書紀』の成立
葛西 太一
木簡がことばと文字の研究にもたらした新知見
方  国花
知っておくべき基本研究文献
A5判,112頁
花鳥社,2020年1月,1,800円

 『おかしいぞ!国語教科書 : 古すぎる万葉集の読み方』(梶川信行 編, 上代文学会 監修)

国語教育の危機
多田 一臣
古すぎる教科書の万葉観
梶川 信行
小・中学校教科書と万葉集
菊川 恵三
高等学校国語における古典教育の実態と諸問題
城﨑 陽子
「手引き」から考える万葉集学習の特性
永吉 寛行
万葉歌から何を学ばせるか
梶川 信行
高校「国語総合」の教科書、全二十三種を徹底解剖
梶川 信行, 野口 恵子,
佐藤 織衣, 鈴木 雅裕,
佐藤 愛
 
 
忘却された起源
品田 悦一
宴席のコミュニケーション術
野口 恵子
明快な「読み」のない歌
吉村  誠
『古事記』倭建命
鈴木 雅裕
こう教えたい『万葉集』
梶川 信行
A5判,21cm
笠間書院,2016年11月,2,500円

 『万葉集をヨム : 方法論の今とこれから』(上野誠 大浦誠士 村田右富実 編, 上代文学会 監修)

万葉をヨム――「方法論」のために
大浦 誠士
引用書名に見る漢籍の利用――比較文学の研究史を踏まえて
仲谷健太郎
中国故事受容と和歌表現
廣川 晶輝
「作品論」という方法――作品分析の試み
小田 芳寿
万葉集の作品論的研究
影山 尚之
フィールドから読む『万葉集』
太田 真理
民俗学的研究が残したもの――文化の連続・非連続、あるいは等質・異質
上野  誠
様式論ということ
山崎 健太
コトと「言霊」
大浦 誠士
古葉略類聚鈔の本文と訓――廣瀬本との比較を通して
新沢 典子
「萬葉精神」をめぐって――戦争下の久松潜一・武田祐吉の萬葉論〈戦争と萬葉集〉
小松(小川)靖彦
万葉集の文字
井上  幸
文字論のこれから――個別論から全体論へ
村田右富実・川野秀一
日本語の音韻と書記に関わる諸問題
鈴木  喬
字余り研究の課題と表記研究
乾  善彦
A5版・580頁
笠間書院,2009年7月発行,13,000円(税別)

  ◆価格(本体価格)は2024年9月現在のものです。

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    電話 : 03-6303-2505
    FAX : 03-6260-5050
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 『先代旧事本紀論 : 史書・神道書の成立と受容』(工藤浩 編,上代文学会 監修)

神から人への「系統史」—『先代旧事本紀』の構想と構成
松本 直樹
『先代旧事本紀』における出雲系神格の位置―「天璽瑞宝十種」の造形に関する一試案―
小村 宏史
地祇本紀のオホナムチ―系譜の分析を中心に―
伊藤  剣
「天孫本紀」所載系譜をめぐって
工藤  浩
「国造本紀」研究の現状と課題
鈴木 正信
コラム 可美真手命とその銅像―明治天皇が求めた臣下の理想像
小林 真美
コラム 『先代旧事本紀』が拓くヤマトタケルの子・武田王の伝説
小林 真美
コラム 記述の小異と皇位継承へのまなざし
星  愛美
『先代旧事本紀』と祭祀―『釈日本紀』にみる呪力の受容―
渡邉  卓
山﨑闇斎と『先代旧事本紀』―基礎的考察―
西岡 和彦
学問・注釈の世界における『先代旧事本紀』
福田 武史
コラム アーネスト・サトウが手にした『先代旧事本紀』
小林 真美
『先代旧事本紀』の諸本研究をめぐる現状と課題
松本 弘毅
『先代旧事本紀』における熟字と単漢字―「誕生」と「生」をめぐって―
奥田 俊博
コラム 今後の研究課題について
工藤  浩
『先代旧事本紀』研究のための基本文献リスト
A5判,308頁
花鳥社,2019年8月,8,000円(品切れ)

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