令和6年度 上代文学会 議事録

理事会議事録 | 総会議事録


令和6(2024)年度 上代文学会 議事録


令和6年(2024)度 上代文学会理事会議事録
日  時 令和6(2024)年5月18日(土) 11時~11時45分
会  場 ノートルダム清心女子大学ヨゼフホール(Zoomによるオンライン併用)
参加者 47名
議 事

(1)令和5(2023)年度事業報告・決算報告・会計監査報告
①事業報告
・大会
 2023年5月20~22日にかけて上代文学会大会(フェリス女学院大学、鶴見大学)が開催されたことが報告された。

・例会
 2023年7月8日と2024年1月20日の二回、それぞれ研究発表がオンライン開催されたことが報告された。

・編集
 『上代文学』130号、131号が刊行されたことが報告された。

・学会賞
 2024年3月13日に東京大学教養学部に於いて第41回上代文学会賞の選考委員会が開かれ、根来麻子氏『上代日本語の表記とことば』(新典社、2023年)の受賞が決定したことが報告された。審査経緯の詳細については『上代文学』132号に掲載されている。

・渉外
 日本文学関連学会連絡協議会が2023年7月と2024年3月(オンライン会議)に行われたこと、『上代文学』130、131号に複数の出版社より広告を掲載いただいたことが報告された。

・秋季大会(シンポジウム・研究発表会)
 2023年11月25日、「万葉集巻十六の諸相」のテーマでシンポジウム(二松学舎大学、オンライン併用)が開催され、143名(対面46、オンライン57名)の参加があったことが報告された。シンポジウム翌日に秋季大会研究発表が早稲田大学で開催されたことが報告された。

・ホームページ・電子化
 例年通り更新していることが報告された。

・将来問題
 YouTube上での動画配信の計画があり、継続審議中であるこが報告された。計画について多くの意見を寄せてほしいとの依頼があった。

・事務局
 『上代文学』132号の付録として会員名簿を発行したことが報告された。

②決算報告
 資料に基づき、一般会計決算報告と上代文学会基金決算報告がなされた。名簿作成に関わる送料や消耗品費が事務局運営費として計上されていることから、名簿作成費、事務局運営費については予算額と決算額に差が生じていることが説明された。単年度収入については黒字会計であったことが報告された。

③会計監査報告
 2024年4月13日、明治大学和泉キャンパスにおいて、二名の監査理事による会計監査を行い、決算額に相違のないことと適切な運営の確認がなされたことが報告された。
 決算報告・会計監査報告を受け、令和5年度の決算報告・会計監査報告が承認された。

(2)令和6(2024)年度事業計画・予算案
①事業計画
・シンポジウム
 テーマである「神話のことば・歌のことば―音やイメージの類同をめぐって―」について説明がなされた。日程について、2024年11月9日、30日が候補日として挙がっており、登壇者や担当理事との協議により決定することが報告された。日程は、メール審議を経た後にホームページ上で示すこととなった。

・大会担当
 2024年度の上代文学会大会について、参加申し込みは203名(対面110名、オンライン93名)であることが報告された。2025年度大会は、会場校が駒澤大学に決定したことが報告された。

・例会
 近年7月例会、1月例会ともに発表者の決定が難航しており、積極的な参加や声かけをお願いしたいとの依頼がなされた。11月の秋季大会の申込締め切りが6月30日、1月例会の申込締め切りが9月10日であることが報告された。

②予算案
 資料に基づき、一般会計予算案及び上代文学会賞基金予算案の説明がなされた。事務局運営二年目につき初年度増額分が計上されないこと、ホームページ運営会社の値上げに伴う予算増額が報告された。今秋に郵便料の値上げが見込まれるが、学術刊行物は据え置きの可能性があり、通信費については例年通りの予算額となっていることが説明された。審議の結果、一般会計予算案、上代文学会賞基金予算案ともに承認された。

(3)その他
①投稿規定の改訂
 近年投稿規定が守られていない事例が散見される状況をふまえ、常任理事会で検討・承認された改定案が示され、審議の結果承認された。改訂版の投稿規定は『上代文学』133号より掲載することが報告された。

②その他
・古典文学会賞選考委員の任期満了に伴い、次期選考委員として品田理事に承諾を得たことが報告された。
・出席の理事より、第一回常任理事会の議題として提示された、海外の研究者との連携について(非漢字圏である欧米の「日本学」の研究方法や問題意識をどのように受け容れるか)、その後の議論の経過を知りたいとの意見があった。将来問題担当理事より、具体的な方策の提示までは至っていないものの、引き続き審議を進めたいとの回答があった。

以上



令和6(2024)年度 上代文学会総会議事録
日  時 令和6(2024)年5月18日(土) 17時10分~17時45分
会  場 ノートルダム清心女子大学大学ヨゼフホール(Zoomによるオンライン併用)
議 事 要 旨

 総会開催にあたり、池田三枝子氏が議長として選出された。
 池田氏により議事(理事会の議事に同じ)が進められ、令和5年度事業報告・決算報告の報告と説明がなされ、審議の結果承認された。令和6年度事業計画・予算案が示され、審議の結果承認された。

 事務局より、事業日程のうち秋季大会の日程が、11月23日から11月9日もしくは11月30日に変更となることが改めて通知された。

以上



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