令和5(2023)年度第3回常任理事会議事録


令和5(2023)年度第3回常任理事会議事録


令和5(2023)年度第3回常任理事会議事録
日  時 令和5(2023)年11月26日(日) 16時40分~17時55分
会  場 早稲田大学戸山キャンパス 33号館3階第2会議室(Zoomによるハイブリッド開催)
出席者 25名
欠席者 4名
議 案

Ⅰ 第2回常任理事会議事録について
  第2回常任理事会議事録を共有し、訂正の必要がある場合はメール等にて受け付けることが確認された。

Ⅱ 報告・承認事項
1 大会
 特になし。

2 例会
 11月26日(日)に無事に開催され、対面では41名、オンラインでは25名程度の参加者がいたことが報告された。

3 編集
 『上代文学』131号の念校が終わっており、12月の頭に発送される予定であることが報告された。

4 学会賞
 『上代文学』131号に、上代文学会賞の推薦を募る文章を掲載すること、推薦は1月31日締め切りであることが報告された。担当理事より、積極的な推薦について呼びかけがなされた。

5 渉外
 花鳥社あてに広告の掲載を依頼した旨、報告された。日本文学関連学会が夏に開催されたこと、3月にも開催される予定であることが報告された。

6 秋季大会(シンポジウム・研究発表会)
 11月25日(土)に無事に開催され、対面では47名(対面)、オンラインでは56名の参加があったことが報告された。

7 ホームページ・電子化
 引き続き各担当理事からの情報を随時公開すること、来年度よりホームページ維持費が22000円程度の値上げされることが報告された。

8 将来問題
 本年9月16日、将来問題担当理事間で、①研究発表以外の企画開催について、②他学会との合同大会開催について、③学会の国際化について、の三点につき検討がなされたことが報告された。詳細な報告と議論については、後半の議事にて扱った。

9 事務局
 会員異動(新入会員、住所不明者、会費未納者)について、資料に基づき報告がなされた。第2回常任理事会にて報告された、第三種郵便物(学術刊行物)の承認変更届け出について、追加の報告と訂正がなされた。第三種郵便物には商業誌と学術刊行物の扱いの違いがあり、上代文学会が関わる学術刊行物については、変更承認料金の支払いは発生しないことが報告された。

10 その他
 特になし。

Ⅲ 議事
1 1月例会について
 1月例会が、1月20日(土)に行われること、既に常任理事間のメール会議での審議が進んでいる通り、リュウサイモン氏を例会発表者とすることが確認・承認された。例会案内は既に花鳥社に入稿し、現在は校正が進んでいることが報告された。また、1月例会は既定の締め切り日までに応募がない状況であったことが報告され、例会発表者の確保に向け、次年度は早めの対策を講じる必要があるとの問題意識が確認・共有された。

2 令和6(2024)年度合同大会について
 令和6年度の古事記学会との合同大会について、資料に従う形で、以下三点の審議がなされた。
 ①理事会(常任理事会)の日時
  合同大会であることから、通常の大会とは別に時間を確保する必要があることを踏まえ、担当理事より、A初日(5月18日)の11時~ B初日(5月18日)11時45分~(兼昼食)の二案が示された。

 ②総会の日時
  理事会と同じく、通常の大会とは別に時間を確保する必要があることを踏まえ、担当理事より、C初日(5月18日)の学会賞授賞式後、D二日目(5月19日)昼休憩時(兼昼食)の二案が示された。

  上記①②については、上代文学会がA・Cの日程で開催し、古事記学会にはB・Dの日程を打診することが承認された。

 ③大会発表希望者の要旨審査
  要旨申し込みの締切は12月8日(金)であり、翌9日(土)に古事記学会に提出された要旨と合わせ、常任理事にメーリングリストで共有予定であることが確認された、その上で、古事記学会と合同で要旨審査を行う必要があること、要旨審査の方法として、担当理事より、メーリングリストで共有し審議を行う、審査の場を設ける(オンライン開催。候補日は16日(土)、23日(土))の二案が示された。具体的な日程や審査の方針・進め方等について、議論がなされ、常任理事より下記の案が出された。

 ・要旨に大きな問題が発生しない場合、メーリングリストで審議。問題が生じた場合に備え、zoom会議の日程を予め定めておく。

 ・要旨の審査については大会担当に一任し、問題が生じた場合は代表理事に判断を仰ぐ。場合により常任理事にも共有する。

 ・大会担当が採否に関する原案を予めまとめた上で、最終的な採否判断は1月の常任理事会で行う。

  審議の結果、大会担当が採否に関する原案を予めまとめ、必要に応じて12月23日(土)にオンラインで審議を行うこと(古事記学会と合同で審議を行う必要が生じた場合も23日(土)にオンラインで行う)、上代文学会側の最終的な採否判断は1月の常任理事会で下すことが承認された。

  その他、現時点の準備状況について、古事記学会側に一名の発表申込みがあることが報告された。上代文学会側においてもより積極的な声かけをいただきたいとの依頼がなされた。

3 投稿規定の変更について
  投稿規定の変更の変更について、事務局より第2回常任理事会での議論を踏まえた原案と、関連他学会の投稿規定をまとめた参考資料が示された。審議に先立ち、事務局より投稿規定違反(文字数の超過等)には若手が目立つこと、一見して文字数の算定が困難なものが多いという現状が報告された。

  なお、今回の常任理事会では意見を募ることを目的とし、正式な改訂についての審議は次回大会時の理事会・総会で行うことが確認された。
  ご講演の先生方へ、原稿の文量について重ねてご案内を行うことが確認された。

 審議において、以下二点の指摘があった。
  ・枚数制限には、投稿論文が多数ある場合の平等性を担保する目的がある。昨今の投稿論文減少の傾向と若い研究者を中心に違反が多いことを鑑みて、投稿可能枚数を増やす方向も検討すべきか。

 上記の指摘については、事務局より財政面の懸念が示された。また、編集に関わる理事より、論をまとめる能力不足に起因する可能性が高いとの指摘があり、安易に枚数上限を上げるべきではない(内容等に応じて枚数超過を認める場合も、例外的な措置とし、40枚の原則を保持すべき)との方向性が承認された。
  
 ・投稿規定原案にある「原則として」がどこにかかるか曖昧である(「原則」は「縦書き」のみにかかる)ため、「縦書きを原則とし」等の表現に変更するほうがよい。
 上記の指摘について、意見を反映したうえで、事務局が原案を修正することとなった。

 また、投稿規定の確認を行う担当者について、過去の編集担当理事より、2019年に以下の方針が定められていることが報告された。
 事務局が投稿論文の確認を行い、受理・非受理の判断を下し、非受理の場合は事務局より通知を行う。基準については、50枚を超過したものは事務局判断で非受理とし、49枚以内の場合は、分量超過の旨を伝えた上で事務局が編集委員に回し、編集委員会は内容の瑕疵をふまえた上で審査と判断を行う(以上要約。編集委員会「上代文学編集のながれ」2019年版による)。

 上記の投稿規定に関する諸問題については、引き続き検討課題とすることで一致した。
 今回の第132号の規定の分量を超えた投稿論文については、前号に続き事務局で修正をお願いすることが承認された。

4 将来問題について

第2回常任理事会の承認事項を確認のうえ、別紙資料「将来問題検討委員会第2回議事録」に基づき、下記三点の議論が行われた。
①研究発表以外の企画開催について
 将来問題検討委員より、大学院生や中等教育に関わる教員、学部生、一般の方々を対象としたセミナーや講読会の開催や、民俗学・歴史学・神話学・思想史・美術史等の周辺領域や享受、国学の研究者が参加できる体制を整える、との案が示された。
 これに伴い、上代文学会の今後の活動方針について、学問の専門性の追求という目的と並行し、セミナー等の啓蒙的活動も推進していくべきか、という点につき審議が行われた。
 渉外担当理事より、かつては万葉夏季大学等、学会のすそ野を広げる活動を行っていたが、カルチャースクールの発達や教員の負担増の問題とともに縮小した経緯がある。学会の利に必ずしも直結するものではないが、是非推進すべき、との意見があった。審議の結果、学会の方針として、今後積極的に啓蒙的活動を進める方向性が承認された。
 具体的な方策については、新規企画の立ち上げによる会員負担の増加や、セミナー等を開いた場合一定数の参加者が見込めるか、等が懸念事項として挙げられ、それらをふまえた上で、常任理事より以下の案が挙げられた。
 ・youtube等を用い、予め録画した動画の配信を行う。5~15分ほどの短い動画を基本に、大学の講義のような長い動画作成も視野に入れる。
 ・入門書や参考書籍の一覧やリンク集、注釈書やテキスト等の基礎資料を作成し、上代文学会のホームページ上で公開する。
 上記に関する懸念事項として、担当者、動画編集、費用面に関する問題が指摘されたものの、今後積極的に計画を進めることで一致した。

②他学会との合同大会開催について
 令和6年度の古事記学会との合同大会を控えていることから、大会終了後、成果をふまえた上で今後の必要性、目的・意義、問題点・改善点について常任理事会で審議の場を設けること、その審議結果を受け、将来問題検討委員会において具体案を模索するとの方針が示され、承認された。

③学会の国際化について
海外の研究者との連携について審議がなされた。特に、非漢字圏である欧米の「日本学」の研究方法や問題意識をどのように受け容れるかについては、今後も検討を続けることが確認された。

上記①②③については、将来問題検討委員会を窓口とし、引き続き意見を募ること、渉外担当理事より、日本文学関連学会連絡協議会においても審議を行いたい旨が確認された。

Ⅳ その他
 特になし。

以上



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