令和3年度 上代文学会 議事録

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令和3年度 上代文学会 議事録


令和3年度 上代文学会理事会議事録
日  時 令和3(2021)年5月22日(土) 12時30分~13時30分
会  場 ZOOMによるオンライン会議
出席者 58名
議 事

新事務局挨拶

【議事】
(1)令和3(2021)・令和4(2022)年度役員の件
 役員委嘱者の報告があり、承認された。

(2)令和2(2020)年度事業報告・決算報告・会計監査報告
①事業報告
・大会
 2020年5月23日~25日、関西大学にて、理事会・公開講演会、総会、懇親会、研究発表会、臨地研修が開催される予定であったが、 新型コロナウィルス蔓延のため中止となったことが報告された。

・例会
 2020年7月11日と2021年1月9日の2回、zoomを用いたリモート開催により、各1名・計2名の研究発表が行われたことが報告された。

・編集
 『上代文学』第124・125号が刊行されたことが報告された。

・学会賞
 澤崎文氏『古代日本語における万葉仮名表記の研究』(令和2年2月刊、塙書房)に授賞の決まったことが報告された(審査経緯の詳細は『上代文学』第126号に掲載されている)。

・秋季大会
〈シンポジウム〉
 2020年11月14日(土)にzoomを用いたシンポジウムを行ったことが報告された。テーマは、「万葉と平安和歌―推移をどう見るか―」、 パネリストは、福田智子氏、菊川恵三氏、浅田徹氏、近藤信義氏 司会:鈴木宏子氏・高松寿夫氏であった。

〈研究発表会〉
 2020年11月15日(日)、zoomを用いたリモート開催により3名の研究発表が行われたことが報告された。

・電子化・ホームページ
 バックナンバー(114・115号)の掲載を含む随時の更新を行うとともに、日本学術会議第25期推薦会員任命拒否に関する 人文・社会科学系学協会共同声明と上代文学会独自の抗議声明をホームページに掲載したことが報告された。

・渉外
 日本文学関連学会連絡協議会に出席し、関連学会との問題共有を行った。また、『上代文学』への広告掲載を各出版社に依頼し、取りまとめたことが報告された。

・将来問題
 前代表理事からの諮問により会員の除名(資格喪失)についての会則・規程(案)を検討し、 常任理事会で承認されたことが報告された。また、会則・規程については後に「(4)その他」で検討する予定であることが報告された。

・事務局
 新型コロナウィルス蔓延の影響により、常任理事会・例会・秋季大会をオンライン(zoom)で行ったことが報告された。例年の事業に加えて、令和2年度は名簿作成年にあたるため、名簿作成を行ったことが報告された。
 また、日本学術会議第25期推薦会員任命拒否に関する人文・社会科学系学協会共同声明を取りまとめ、上代文学会独自の抗議声明を作成・公表したことが報告された。

②決算報告
 資料に基づき決算報告がなされた。大会運営費が返金されたことにより、雑収入が大幅なプラスとなった。また、名簿作成費を予備費から充当したことが報告された。

③会計監査報告
 領収書や明細、通帳記録残高などをPDFで監査理事の飯泉健司氏・植田麦氏に送り、4月3日付で監査を行ったことが報告された。 監査の結果、適切に運営されていることが確認されたことが報告された。

 以上の事業報告・決算報告・会計監査報告を受けて、令和2年度事業報告と決算報告、会計監査報告が承認された。

(3)令和3(2021)年度事業計画・予算案
①事業計画
・大会
 5月22日~23日、理事会・公開講演会・総会・懇親会・研究発表会を、大会運営校ノートルダム清心女子大学(東城敏毅氏)の協力を得て、zoomを用いて開催することができたことが報告された。
 また、令和4年度に信州大学の西一夫氏の協力を得て、信州大学で大会を開催できるよう、準備を開始する予定であることが報告された。
 次期大会校の西一夫氏から挨拶があり、4月から5月末にかけて善光寺御開帳のため、5月21日・22日で予定している大会の開催日が前後する可能性のあることが報告された(現段階では21日・22日で開催予定として準備を進める予定)。

・例会
 7月10日(zoomによる)、奈良県立万葉文化館の井上さやか氏の発表が予定されていること、1月8日に、1月研究発表会が予定されていることが報告された。

・編集
 『上代文学』第126号(既刊)、127号は6月15日を投稿締め切りとして刊行する予定であることが報告された。

・学会賞
 受賞者が出るよう積極的な推薦をお願いしたいとの依頼があった。締め切りは来年の1月末日であることが報告された。
 なお、第1回常任理事会後に、代表理事委嘱のもと、学会賞選考委員として、乾善彦氏・上野誠氏・品田悦一氏・瀬間正之氏・鉄野昌弘氏の五名が選出されたことが報告された。

・秋季大会
〈シンポジウム〉
 11月20日(土)を第一候補日、27(土)を第二候補日とすること、またテーマを「疫病と上代文学」とすることが報告された。パネリストは未定である。

〈研究発表会〉
 シンポジウムの翌日、11月21日(日)または11月28日(日)に開催する予定であることが報告された。6月30日が申し込み締め切りのため、積極的な応募をお願いしたいとの依頼があった。

・ホームページ・電子化
 事務局情報・役員名簿の更新を行ったこと、今後は過去のバックナンバー(116・117号)をPDFでHPに公開予定であること、随時更新を進める予定であることが報告された。

・渉外
 日本文学関連学会連絡協議会への出席と『上代文学』掲載の広告のとりまとめを二人の理事で分担して進めていく予定であることが報告された。

・将来問題
 上代文学研究と上代文学会の将来を見据えて検討を行っていく予定であることが報告された。

・事務局
 上代文学会事業計画に沿って年間行事を進めていく予定であることが報告された。

②予算案
 収入の部について、大会がオンライン開催(会員は無料)であったため、大会参加費を例年の半分としたことが報告された。
 支出の部については、事務局1年目の例年予算どおりに予算を組んだことが報告された。

 以上の事業計画と予算案の説明を受けて、令和3年度事業計画と予算案が承認された。

(4)その他
 「会員資格喪失に関する会則変更および新規規程(案)」について説明がなされ、今年度からの会則変更と新規規程の施行が承認された。

 「学会所在地の明記に関する会則変更(案)」について説明がなされ、今年度からの会則変更が承認された。会則には、 学会の所在地(東京都文京区目白台2-8-1日本女子大学文学部日本文学科田中大士研究室)および事務局もこれに同じであることが明記される。

 事務局案として、今後、リモートで大会を実施する場合も、大会校には大会運営校として運営に携わって頂くこと、 また、その際には準備金40万円のうちの20万を大会終了後に返納して頂くことの提案がなされ、承認された。

以上




令和3年度 上代文学会総会議事録
日  時 令和3(2021)年5月22日(土) 16時30分~17時30分
会  場 zoomによるオンライン会議
議 事 要 旨

 総会開催にあたり、朝比奈英夫氏を議長として選出、以下、同氏によって議事(議事項目は「理事会」議事に同じ)が進められ、 令和2年度役員報告、令和2年度役員度事業報告・決算報告、令和3年度事業計画・予算案が承認された。

 また「会員資格喪失に関する会則変更および新規規程」について、説明がなされた。一部文言を民法の表現に即して改めた上で今年度から会則を変更し、新規規程を施行することが承認された。

 「学会所在地の明記に関する会則変更」について、今年度からの会則変更が承認された。 会則には、学会の所在地(東京都文京区目白台2-8-1日本女子大学文学部日本文学科田中大士研究室)および事務局もこれに同じであることが明記される。

 最後に来年度大会について、信州大学(長野市)にて西一夫氏ご協力のもと、5月に開催予定であることが報告された。
以上



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